気ままに

ジャン・コンスタンチン グーグルは、すでに1,200万~1,300万冊をスキャンしました。マイクロソフトも、かつて同じような プロジェクトを始めましたが3万冊をスキャンした段階で、コスト上の理由から断念した。世界の出版史上かつてない事業に投資、実行できるのはグーグルだけ なのです。

グーグルはスキャンにしてもページの真ん中が黒くならない技術も開発した。情報セキュリティの問題、海賊版への対策にも多額の投資をしている。私た ちはグーグルを拒否するのではなく、彼らにたづなをつけて(harnessing Google)共生しなくてはならないのです。

──3年間、裁判を通じて付き合ったグーグルという会社をどのようにご覧になっていますか

ジャン・コンスタンチン あなた達が”グーグルの問題”と言っていることの多くは、実はインターネットの問題なのです。キンドルで本 を途中まで読み、次の朝起きてiPhoneを見たら、昨晩読みかけのチャプターに関係する広告メールが入っている、という時代に生きているわけです。IT 社会では情報が独占される、あるいはリンクされることによって常にプライバシー侵害の問題とかかわりあってゆかねばならない(このことから完全に逃れるこ とはできない)。

グーグルは非常にスマートな集団。また自分たちの使命を強く認識し、ビジョンを持っている。グーグル電子図書館が実現することで読者、作家、出版界 も最終的には恩恵を受けることができると考えます。

【コラム】メディアの革命 (50) グーグルと共生するということ - ブックス訴訟弁護士に聞く | ネット | マイコミジャーナル (via syoichi)